毎日焼いているパンでも、毎回本気の勝負です。

前へ
次へ
パンづくりは、ペットとのコミュニケーションに似ています。
言葉は話せない。でも何か伝えようとしている。
それを感じてわかってあげる努力をすることが愛情ですよね。
パンも愛情を持って、こまめに見てやると必ず応えてくれます。
湿度や気温に敏感に反応して、毎日表情が変わるのがパン生地というもの。
一度美味しいパンを作ることは簡単ですが、毎日同じ美味しさのものを作り続けることは本当に難しいです。
理想の状態を求めて、毎日焼いているパンでも毎回が本気の勝負。
その追求は何年やっても飽きることがないですね。
そんな私もまわりの同僚からすると、その日の出来具合によって毎日顔が違うそうですけど(笑)

コペンハーゲンでは一日に約1300個ものパンをつくっていますが、私が最近特にこだわっているのは、湯種食パンです。
一般に売られている種を使わず、自分で作るのですが、これが重労働。
火にかけた種を炊き続けるのは熱いし、力が要ります。
でもこの生地でできた食パンはもっちりとして最高。
ぜひトーストでシンプルな小麦の味、発酵の風味を楽しんでほしいですね。
また、これから挑戦してみたいのは、米粉や天然酵母のパン。
これまた、奥の深いパンたちなのですが、難しいものほど面白いと思うのです。
よく「ストイックだね」なんて言われますけど、しんどくてしんどくて、限界を超えた時に、何かが産まれるんじゃないかと思います。
そしてそれがいつしか、自分の自信にもなっていくのではないか。
そんなことを考えながら、毎日仕事に向き合っています。

わたしのスペシャリテ

デコレーションケーキ

デコレーションケーキ

特別な日のためのポアールのケーキは見た目が華やかなのはもちろん、味も本当においしい。子供は見て歓声を上げ、大人は食べて喜ぶ。そんなところが好きです。

もうひとつの顔

ロードバイクや登山が趣味です。気分転換に、休みの日はとにかく活動。寝てたらもったいないって思ってしまうタイプです。

帝塚山ポアール 採用情報