変わらない強さと、変わっていく面白さ。

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私が入社した昭和50年代、聖天坂の工場は寮でした。
職人も販売の子もみんな住み込みで、寝る時間以外はずっと一緒。
修行は厳しくても、勢いがあって充実している。そんな時代でした。
ポアールと同時期に関西でもいくつかの洋菓子店ができて、みんな百貨店へ出店したり、全国展開をするなど、どんどん規模を広げていきました。
しかし、ポアールはそうしなかった。
商品とお客様にきちんと目を配れる範囲を守って、丁寧な物づくりをする。
そんな変わらない姿勢を貫く、ポアールのやり方が私はとても好きです。

また、ポアールの良さは、やはりレベルの高い職人がたくさんいることです。
各部署の責任者が、それぞれ一般の店でいえばオーナーシェフクラス。
得意分野を磨いたベテランたちが集まって、ひとつのケーキを作り上げるからひとりの限界を超えた、素晴らしいものを作り出すことができるのです。
そんな層の厚さが、ポアールならではの強みだと思います。
悩んでいたらみんな力を貸してくれます。とても心強いですね。

いま私は製造だけでなく、スタッフの採用にも携わっていて、会社訪問に来た学生さんに説明をしたり、工場を見学してもらったりしています。
ポアールの現場を見た製菓学校の生徒さんたちは、学校で習ったのと全然違う!こんな裏技があるんや!なんてビックリしている。
そんな光景を見て、ふとやってみたいと思ったのが、お客様向けの工場見学です。
お菓子に興味があるけど、学ぶ機会がない方もいるのではないだろうか。
そんな方々に、お菓子づくりの素晴らしさを伝えたい。
スポンジを焼くところから、ケーキが出来上がるところまで見てほしい。
きっと面白いし、感動すると思います。
これはいつか実現してみたいですね。

伝統の技術を守りながら、常に新しいものにも挑戦していく。
そんな姿勢を大切にして、これからも魅力あるポアールをつくっていきたいです。

わたしのスペシャリテ

クレーム・ド・ショコラ

チョコレート好きの私のイチオシは、クレーム・ド・ショコラという濃厚なチョコレートケーキ。残念ながら今は作っていないのですが、寒い時期にぴったりのケーキなので、冬には復活してほしいですね。

もうひとつの顔

いつも忙しいので、頭を空っぽにしてぼーっとできる時間が幸せ。最近はTVでよく将棋を見ています。

帝塚山ポアール 採用情報